電気カーペットの低温やけど対策!寝てたら重症化の恐怖

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 電気カーペットの低温やけど対策が重要な理由

 電気カーペットで低温やけどをした人の多くは、まさか自分がやけどをしてしまうとは思わなかったと口を揃えて言います。

とぃうのも、電気カーペットは火を使うような暖房器具と違い、せいぜい温度が上がったとしても40度程度で、触っても直ちに熱いというような温度にはならないからです。

しかし、電気カーペットによる低温火傷の症状は深刻で、重症化すると、皮膚や神経の損傷が生じて皮膚が剥がれたり細胞が壊死することさえあります。

 そうした思わぬ事故を防ぐための電気カーペットの低温やけど対策を解説します。

電気カーペットによる低温やけどの対策

電気カーペットの低温対策は、難しいことは特にありません。ちゃんとした知識を持って行えば、簡単に防ぐことができます。

ここでは簡単にできることを具体的に解説します。

できる限り電気カーペットの高温に頼らない

使い始めの時は、寒いから高温に設定することが多いと思いますが、温まってくると、高温である必要がなくなってきます。

そうしたときに、設定温度を下げて、高温のまま使い続けないようにしてください。

電気カーペットには通常、温度を調整できる機能が備わっています。使用する際には、自分に適した温度に設定しましょう。高温での使用はやけどのリスクを高めますので、温度をさげて、低温やけどのリスクを減らしましょう。

直接皮膚に触れない工夫をする

カーペットに直接裸足で触れ続けると、低温やけどの危険性が高まります。電気カーペットの温度は低いので、直接肌に触れても、熱い!と感じることはないので、まさか火傷することはないだろうと誰もが思うことです。

しかし、そのような低温でも長時間触れ続けることで、低温やけどになることがあります。そうしたリスクを防ぐためには、厚手の靴下や室内履きを履くようにしてください。

また、電気カーペットの上に通気性のある厚手の敷物や絨毯を敷くことで、直接の接触を避けることができます。これにより、体温がカーペットに伝わりにくくなります。

タイマーを積極的に活用する

長時間連続で電気カーペットを使用する場合、タイマー機能を使用して定期的にオフになるように設定することで、過度な暖房を防ぎます。

また、電気カーペットをすぐに使い終わるつもりでいたものの、気持ちよくなって寝てしまい、気がついたら電気カーペットのスイッチが入ったまま朝まで寝ていた、なんてこともあります。

そうしたことによる低温やけどのリスクを減らすためにも、タイマーで定期的に電気を切る設定を活用してください。

子供やペットは要注意

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電気カーペットで低温やけどを起こしてしまった赤ちゃん

小さな子供やペットは感覚が未熟なため、特に注意が必要です。また、温度の調整の仕方などもわからないため、長時間カーペットの上に居続ける傾向があります。

また、子供やペットは皮膚が弱いので、なおさらやけどのリスクも高まります。

特に赤ちゃんなどを、電気カーペットに放置するのは、非常に危険です。

子供やペットが使う場合は、設定温度を低めにしたり、タイマーを活用して、定期的に電源がオフになるようにする、また電気カーペットの上に敷物をしくなど、二重三重の対策をして、低温やけどのリスクを減らしましょう。

まとめ