NDロードスター純正シートを改造するのは、大きく分けて二種類あります。1つは足つきのオフィスチェア、もう1つは座椅子です。
当然のことながら、キャスター付きのオフィスチェアの方が、改造する際に準備する材料と費用が多くかかります。
また、座椅子の場合、専用のシートスタンドが販売されているので、それを購入すると、かなりきれいな仕上がりで、より手軽に座椅子にすることが出来ます。
座椅子の改造方法
座椅子への改造方法は大きく分けて、二種類あります。2つの改造方法は非常に似ています。1つはシートレールの上に添え木を被せる方法で、もう一つ位はシートレールに十字になるように添え木を装着する方法です。
後者の方法だと、仕上がりもキレイでない上に、後方の支えが不足しがちで、バランスが悪くなりやすいかなと思います。
そこでここでは前者のシートレースに沿って添え木を当てる方法を紹介します。
必要なものと予算
座椅子にする際に必要なものは、純正シートはもちろんですが、注意したいのが、シートレールも必要になります。
それと、シートレールに装着する添え木です。添え木はツーバイフォー(2x4)を使うことで、無駄な作業を省くことが出来、仕上がりもキレイになります。
室内で使う際に、床に傷をつけたくないのであれば、フェルトなどをくっつけます。
あと、その添え木をシートレールに固定するM8×25mmのスクリューボルト(木ネジ)とM10の平ワッシャーが必要になります。
- 純正シート(シートレール付き)
- ツーバイフォー(2x4)60cm x2 約800円
- フェルト 60cm x2 約100円
- ボトル(M8×25mm)とワッシャー(M10) 約100円
費用は全部で1000円ほどとなります。
手順
手順はいたって単純。まずツーバイフォーの木材、60cmを2本用意するのですが、その片方を、シートレールの前方の曲がった角度に合わせて49度に切り落とします。
その後、添え木がシートレールの固定穴に当たる部分に、木手時が食い込みやすくなるように、仮穴をつくって、そこに木ネジで一気に固定します。
その際、忘れずに木ネジの間にワッシャーをかませるようにしましょう。
固定した後に、傷防止のフェルトを貼ります。
すると完成です。
オフィスチェアの改造方法
オフィスチェアにする場合は、椅子の足が必要になります。
今お使いの椅子をひっくり返して、座面と椅子を固定しているボトルを緩めて外します。
その足の部分のボトルに合わせてアングルを取り付けて、そのアングルの上に、ロードスターのシートレールを固定させます。
ただ、お使いのオフィスチェアの固定部分は、物によって形やサイズが違うので、それに応じて、アングルの長さや、固定場所なども変わってきます。
また、ロードスターのシートは今まで使っていたオフィスチェアの椅子部分と比べると、かなり重量もアップしますので、バランスも悪くなる可能性も高いので、注意が必要です。
うまくいくと、下記のように非常にカッコいいオフィスチェアに大変身します。
詳しい制作方法は、次のページを参考にして下さい
↓
なかじ~のページ
市販のスタンドを購入すればワンタッチで座椅子に
DIYは自信がない、めんどくさいことをしたくない、見栄えのいいきれいな仕上がりにしたい、というのであれば、専用スタンドを購入するという方法もあります。
まるでNDロードスターの純正シートがはじめから、椅子として作らてたかのような出来栄えです。
ただし、金額が27390円税込みと、かなりお高くなります。(現在受注生産)
まとめ
ロードスター純正シートの改造方法は、オフィスチェアと座椅子の二つに分けられます。
オフィスチェアの改造には多くの材料と費用がかかりますが、座椅子の場合は専用のシートスタンドを購入すれば手軽に改造できます。
座椅子の改造方法はシートレールに添え木を装着する方法とシートレール上に添え木を被せる方法の2つがあります。
市販のスタンドを購入すれば、簡単に座椅子にすることもできますが、費用は高額です。